日本の鉄道博物館(さいたま市大宮区)は9月8日、米国メリーランド州ボルティモア市のボルティモア&オハイオ鉄道博物館で、同館との姉妹館提携の調印式を行ったと発表した。
鉄道博物館によると、調印式は現地時間の9月5日11時から11時30分まで実施。ボルティモア&オハイオ鉄道博物館のコートニー・ウィルソン館長と、鉄道博物館の大信田尚樹館長が姉妹館提携文書に署名し、記念銘鈑が披露された。
ウィルソン館長は今回の提携について「鉄道遺産を国際的に維持し理解を深めるもの」と話し、大信田館長も提携を機に「より一層の交流を行っていきたい」と述べた。
ボルティモア&オハイオ鉄道博物館は米国最古の鉄道博物館。2013年に日本で開催された「世界鉄道博物館会議」にも参加している。日本の鉄道博物館の姉妹館提携は、英国の国立鉄道博物館に続き2館目。