【VW ポロ 新型発売】デザイン、質感、環境性能など大幅な進化、WRCも席巻…5代目[写真蔵]

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VW ポロ 5代目
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VWはマイナーチェンジを施した新型『ポロ』を発売した。

今回登場したのは新型は、世代としては2009年に登場した第5世代目で変わらないが、MQBモジュールとして設計された新型エンジンを搭載し、インフォテイメントシステム、電動パワーステアリングを装備。予防安全システムを進化させ、安全性や快適性、燃費性能に磨きをかけている。

1975年に初代が登場し、来年で40周年を迎えるVWポロ。『ゴルフ』とともにコンパクトカーのベンチマークとして君臨し、世界中で多くの支持を受けてきた歴代モデルを写真で振り返る。

5世代目となるポロは、2009年のジュネーブショーでデビュー。Bクラスのベンチマークとして、デザイン、安全性、質感、走行性能、環境性能などあらゆる面で大幅な進化を遂げた。

日本にはエンジンは同社のダウンサイジングコンセプトに基づき、直列4気筒1.4リットルガソリンを導入。トランスミッションは7速デュアルクラッチギヤボックス「DSG」が搭載された。

新型ポロのエクステリアは、VWグループのチーフデザイナー、ワルター デ シルヴァが担当した。シンプルかつエッジの効いたクリーンなデザインは、イタリア語で英語の「Simplicity」に相当するVWのデザインDNA「ラ センプリチタ」を体現したもの。デビューから5年が経つが、未だ衰えないその魅力は、デ シルヴァだからなせた技だろう。

歴代モデル同様、5代目ポロは世界中で高い評価を得た。「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2010」、「ワールド・グリーン・カーアワード(ポロ ブルーモーション)」のほか、欧州「カー・オブ・ザ・イヤー2010」を受賞。

日本でも「2011年次 RJCカーオブザイヤー=インポート」ならびに「2010-2011 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ドイツでは「アウト モトール ウント シュポルト」誌の「ベストカー2009」、シュプリンガー出版社の「ゴールデンステアリング賞」、「グリーンステアリング賞(ポロ ブルーもション)」、アウトツァイトゥング誌の「オート トロフィー賞」など様々な団体・媒体に評価される1台となった。

ポロでおなじみとなったGTIは2010年に国内デビューを果たす。エンジンは1.8リットルから1.4リットルTSIエンジンにダウンサイジング。7速DSGを搭載し、29PS出力を向上させながらも燃費を26%改善した。

エクステリアは専用デザインのフロントグリル、バンパー、スポイラーなどを装備。インテリアには、GTI伝統のチェック柄シートやパドルシフト付きレザーステアリングが装備されスポーツマインドを演出する。

足回りは、15mmローダウンした専用サスペンションのほか、電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」を採用、専用の17インチアルミホイールと相まって安定した走りを披露した。

4代目で設定された『クロスポロ』も2010年にデビュー。1.2リットルTSIシングルチャージャーエンジンに7速DSGを組み合わせ、燃費性能は、先代の14.4km/リットルから18.6km/リットル(10/15モード燃費)へと改善された。

エクステリアでは、シルバー塗装のアンダープロテクター風専用バンパー、樹脂製のフェンダーとサイドスカート、ルーフレールを装備。通常より15mm最低地上高が高められ、全高は30mm高められたが立体駐車場に対応するサイズに収まっている。

歴代ポロはカップ戦などモータースポーツの舞台でも活躍してきたが、2013年には『ポロ R WRC 2013』としてWRCの舞台に登場。参戦初年度にして13戦中10勝をマークし、マニュファクチャラーズとドライバーズタイトル(セバスチャン・オジェ)の両タイトルを獲得した。

《レスポンス編集部》

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