マレーシア航空機撃墜シミュレーションゲームが物議

298人の命が奪われたマレーシア航空(MAS)MH17便撃墜事件の真相解明もまだ終わらない中、遺族の心情を逆なでするような事件を題材にしたシミュレーション・ゲームが登場し物議を醸している。

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298人の命が奪われたマレーシア航空(MAS)MH17便撃墜事件の真相解明もまだ終わらない中、遺族の心情を逆なでするような事件を題材にしたシミュレーション・ゲームが登場し物議を醸している。マレー語紙「ハリアン・メトロ」が報じた。

ゲームの名前は「ユーロBUKシミュレーター2014」で、ウクライナの親ロシア勢力がMH17便撃墜に使用したとみられる地対空ミサイル「BUK」を使って旅客機を撃墜し、なるべく多くの乗客のパスポートを奪うことでポイントを競うというもの。オランダのウェブマガジン「VK MAG」によると、個人が製作したものとみられ、インターネットでダウンロードすることができるという。最も多くの被害者を出したオランダでは、製作者に対して法的措置をとるよう求める声が挙がっているという。

伊藤 祐介

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