【モスクワモーターショー14】ダットサン、GOとは異なる2台のロシア専用車とは

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ダットサンはモスクワモーターショー14で、ロシア市場向けの5ドアハッチバック、『mi-DO』(ミ・ドー)を世界初公開。また今春に発表された4ドアセダンの『on-DO』(オン・ドー)も、モーターショーに展示されるのは初となる。

オン・ドーとミ・ドーはメカニズムのほとんどが共通化され、全長以外の寸法も同一の姉妹モデル。しかし他国で展開されるダットサンのラインナップ、『GO』や『GO+』とは明らかな違いがあり、それがロシア市場での競争力をもたらしている。

これまでに登場したダットサン車はいずれも、日産の『マーチ』や『ノート』と同じVプラットフォームを採用。いっぽうミ・ドーとオン・ドーは、ラーダのBプラットフォームをベースにして開発された。

このため今回披露されたダットサン2車のホイールベースは2476mmで、これは『カリーナ』と共通の数値。また1.6リットルの排気量も同一だ。全体的にGOよりもひと回り大きなサイズとなっている。

ラーダBプラットフォームは、2013年モデルとしてデビューした主力小型車カリーナの第2世代に使用されているもの。また2015年から生産される新型セダン『ヴェスタ』にも採用されることになっている。

ダットサンでこれを採用した理由は、アフトワズのトリアッティ工場でラーダ車とともに生産されるからというだけでなく、メカニズムにロシア特有の耐寒性能や走破性能が求められるということもあるようだ。

ミ・ドーのスタイリングを注意深く見れば、内外装ともGOよりカリーナとの共通点を多く見つけることができる。4枚のドアはセダンのオン・ドーもカリーナと共通だ。

それでもフロントエンドやリアのコンビネーションランプなどにダットサン共通のテイストを盛り込み、他国のラインナップと並んでも違和感を覚えないデザインとされている。

もちろん、このロシア製ダットサン車が東ヨーロッパをはじめとした各国に輸出される可能性は否定できない。しかしオン・ドーはこの7月に生産がスタートしたばかりであり、ミ・ドーの生産開始は2015年から。まずはロシア市場での浸透が最優先されることになるだろう。
《古庄 速人》

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