シボレーのグローバル小型セダン、クルーズ…中国で新型を発売

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新型シボレークルーズ(中国仕様)
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米国の自動車最大手のGMと、中国自動車大手の上海汽車(SAIC)の中国合弁、上海GMは8月22日、中国市場において、新型シボレー『クルーズ』を発売した。

新型クルーズは2014年4月、北京モーターショー14で初公開。シボレーブランドのグローバル主力コンパクトカーがクルーズ。2014年4月、ニューヨークモーターショー14では、大幅改良を受けた現行クルーズの2015年モデルを発表。中国以外の北米向けなどのクルーズは、2年以内にモデルチェンジが行われる見通しで、中国仕様が先行モデルチェンジを受けた形。

中国向けの新型クルーズは、「新世代」を強調。デザインは、GMのグローバルR&D部門が担当。新開発の車台に、シボレーの次世代デザイン言語を導入したボディを載せた。エアロダイナミクス性能を高めたクーペのようなルーフライン、短い前後オーバーハング、できるだけ4隅に置かれたタイヤなどが特徴。

エンジンは新世代の小排気量ガソリン「エコテック」を、GMと上海汽車が共同開発。2種類の直列4気筒ガソリンエンジンは、1.4リットルの直噴ターボと、1.5リットルの自然吸気。トランスミッションは、6速MT、6速AT、新開発の7速デュアルクラッチ「DCG」の3種類。上海GMによると、燃費は先代比で14-21%向上しているという。

現地ベース価格は、10万9900元(約円)に設定した。上海GMのWang Yongqing社長は、「新型クルーズはGMの中小型車用の新開発プラットホームをベースにした最初のモデル。セグメントにおいて、デザインや燃費などの新基準を打ち立てる」と述べた。

《森脇稔》

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