新潟~上越妙高・新井間に特急『しらゆき』新設…E653系投入

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来年3月14日から新潟~上越妙高・新井間で運転を開始する特急『しらゆき』(E653系1100番台)のイメージ。常磐線で使われていたE653系をリニューアルして使用する。
  • 来年3月14日から新潟~上越妙高・新井間で運転を開始する特急『しらゆき』(E653系1100番台)のイメージ。常磐線で使われていたE653系をリニューアルして使用する。
  • E653系1100番台の客室内イメージ。座席は北陸新幹線E7系・W7系の普通座席に使われているモケットデザインに近いものを採用する。

JR東日本新潟支社は8月27日、北陸新幹線が延伸開業する2015年3月14日から、新潟~上越妙高・新井間で特急『しらゆき』を運転すると発表した。運転本数は5往復。車両は常磐線で使われていたE653系をリニューアルし、E653系1100番台として16両(4両編成4本)を投入する。

E653系1100番台の車体塗装は、列車名の『しらゆき』にあわせてアイボリー系のホワイトをベースとし、沿線に広がる日本海の海と空の青さをイメージした紫紺を車体上部と下部に配置する。日本海に沈む夕日の海面への映り込みをイメージした朱色も入れる。

車内デザインは暖色の採用により「温かみ」を表現。客室内の座席は、北陸新幹線E7系・W7系車両の普通座席に使われているモケットデザインに近いものを採用する。これにより「北陸エリア~新潟までの車内イメージに連続性」(新潟支社)を持たせるという。

《草町義和》

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