トヨタ自動車は8月25日、『ランドクルーザー70シリーズ』を期間限定で10年ぶりに国内で販売すると発表した。チーフエンジニアを務める小鑓貞嘉氏は同日、都内で開いたファンイベント「70 CAME BACK イベント」で期間限定発売とした理由について「やはりランクル70のご褒美ということで、世界各地で30周年記念車を発売する一環として日本国内への導入を決めた。30周年記念限定ということで、この1年間の限定車として導入することにした」と述べた。また今回、日本市場に初めてダブルキャブピックアップトラックを導入することに関しては「基本的に私はショートホイールベースの2ドアを出したかった。ただ中々、国内の規制というのは厳しくて、国内では復活できないような規制、決まりごとがあって、(導入するには)ほとんど新しい車を造るのと変わらない状態までやらなければいけないことがわかった。そうはいっても最低限2モデルは出したいという中で、急きょ、ダブルキャブなら出せるということで、決めた」と明かした。さらにバン、ピックアップともに4リットルV型6気筒ガソリンエンジンのみの設定となっていることについては「昔からランクル=ディーゼルということになっているが、今回(日本に)導入した70については全世界で一番販売している1GR型の4リットルガソリンエンジン。最強のエンジンなので、国内の皆さんにも楽しんで頂けるものと確信している」と説明した。その一方で「将来はいろいろと皆さんのご要望も含めて考えていきたいと思う」とも語り、日本のファンの要望次第では将来的にディーゼル復活に含みを持たせた。
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