トヨタ自動車の英国法人、トヨタUKは8月21日、英国ノースウェールズ州のディーサイド工場に、およそ1万3000のソーラーパネルを設置した、と発表した。
ディーサイド工場は、トヨタの欧州生産車のエンジンを製造する中核拠点。『アベンシス』のガソリンエンジン、『オーリス』のガソリン/ハイブリッド用エンジンを組み立てている。
今回、同工場に設置されたおよそ1万3000のソーラーパネルは、年間347万5000kWhの発電能力を持つ。トヨタUKによると、最大2万2500基のエンジンを組み立てる電力をまかなえるという。
また、約1万3000のソーラーパネルによって、ディーサイド工場に必要な電力の10%をまかなう計画。年間1800トン以上のCO2排出量削減も見込まれる。
ディーサイド工場のディレクター、ジム・クロスビー氏は、「ソーラーパネルを導入するための大型投資が、ディーサイド工場を大きく進化させた。我々の使命は、環境負荷を減らすこと」とコメントしている。