フィリピン南部の武装組織による誘拐事件が多発しているサバ州東部を対象に敷かれている夜間外出禁止令について、サバ警察は9月2日まで延期すると発表しと、ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
また外出禁止時間を午後7時から午前5時に短縮する。
適用地域はサンダカン、キナバタンガン、ラハド・ダトゥ、センポルナ、クナック、タワウの6地域。距離にして362カイリ(約670キロメートル)、面積にして約19万4,032平方キロメートル)に及ぶ。
夜間外出禁止令は7月19日に出されたもので、時間は午後6時から午前6時。当初の実施期間は8月2日までの14日間となっていたが、サバ東部保全司令部(Esscom)は今月5日、無期限で延長すると発表していた。