名門大洋フェリー、2015年後半に新造船2隻が就航…1等洋室を充実

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名門大洋フェリー、来年9月と11月に新造船が2隻就航
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名門大洋フェリーは、2015年9月と11月に2隻の新造船を就航させる。

現行船の「フェリーおおさか」、「フェリーきたきゅうしゅう」の代替船で、同社歴代最大級で、次世代デザインを採用した新造船を就航させる。

新造船の居住空間は、自然豊かな瀬戸内海の潮騒を感じさせる「ナチュラルトーン」と、発着地である京阪神と北九州・福岡の2大都市圏を思い起こす「クールトーン」をデザインの基本コンセプトとする。

1等洋室には、家族、グループ旅行に適した室内トイレ付きのツインルーム(2~3人)、それからビジネス利用1人乗船向けのシングルルームと、充実をはかる。

エントランスホールと同じフロアには、乗用車専用スペースを設置。階段の昇り降りがなく、キャリーバックやベビーカーがある乗客にも配慮する。そして女性化粧室の充実を図るとともに、パウダールーム、キッズルームと授乳室を新設する。

また環境にも配慮し、ハイブリッド型推進方式や、空気潤滑システム「MALS」の採用、そしてアジマススラスターなどを利用した運航により燃料消費量を削減する。

吹き抜け階段のある開放的なエントランスホールには、大型画面のテレビルームも併設するほか、展望ラウンジも充実する。

《レスポンス編集部》

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