【ペブルビーチ14】マクラーレン P1 に「GTR」…最大出力1000psのレーシングカー

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マクラーレン P1 GTR のデザインコンセプトカー
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英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは8月16日、米国で開催中の「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、『P1 GTR』のデザインコンセプトカーを初公開した。

P1は、マクラーレンのラインナップの頂点に位置するスーパーカー。同車のサーキット専用車として、開発が進められているのが、P1 GTR。

今回、そのデザインコンセプトカーが、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスでワールドプレミア。マクラーレンP1 GTRは、マクラーレン『F1』をベースにしたレーシングカー、マクラーレン『F1 GTR』のデビュー20周年を祝うタイミングで登場。マクラーレンF1 GTRは、1995年のルマン24時間耐久レースを制した伝説のレーシングカー。

P1 GTRは、市販車のP1に対して、大型のリアウイングなど、アグレッシブなエアロダイナミクスボディをまとう。3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、ハイブリッドシステムの「IPAS」(インスタント・パワー・アシスト・システム)にも専用チューニングを実施。システムトータル出力は、916psから1000psへ、84ps高められた。

P1 GTRは、市販車のP1(世界限定375台)の最終生産車がラインオフする予定の2015年6月以降、限定生産に移される予定。マクラーレンオートモーティブは、「目標はサーキットで世界最高のドライバーズカー」とコメントしている。

《森脇稔》

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