2014年8月14日、スペース X社は衛星打ち上げ後にロケット第1段が地表に帰還し、大西洋に着水する再使用ロケット試験の様子を航空機から撮影した映像を公開した。同じ試験の映像として、ロケット本体に搭載されたカメラのものも公開されている。
映像は7月14日に行われた通信衛星「ORBCOMM(オーブコム)」打ち上げの際にファルコン 9ロケット第1段を大西洋に着水させた実験のもの。第1段エンジンを2回再着火して大西洋上に軟着陸させた。航空機からは、第1段が水面まで垂直に降下する様子が見え、この後機体は横倒しの安全姿勢になったという。撮影者は着水の瞬間に機体をクローズアップしようと試みたものの、追い切れなかったとのことだ。