【さらば レガシィ ツーリングワゴン】アイサイトの前身や、ポルシェデザイン監修のブリッツェンも…3代目[写真蔵]

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レガシィ ツーリングワゴン 3代目
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スバル『レヴォーグ』は、『レガシィ ツーリングワゴン』の後継モデルとして登場したツーリングワゴン。初代の登場から25年、日本では5代目で販売を終了するレガシィ ツーリングワゴンの歴史を写真で振り返る。

3代目『レガシィ』は1998年6月に登場。全幅を1695mmとし、最後の5ナンバーレガシィである。

エンジンは1.8リットルを廃止し、2.0/2.5リットルが用意され、リアサスペンションはストラット式からマルチリンク式に変更。ストラットタワーの張り出しがなくなりラゲッジスペースを拡大、ワゴンとしての魅力をさらに高めた格好だ。

2代目に追加された「グランドワゴン」の後継モデルは「ランカスター」へと名称変更。2000年に登場した「ランカスター6」では、4気筒エンジン並みにコンパクトな設計の3.0リットル フラット6のEZ30型エンジンが採用され、その後セダンである『レガシィB4』とレガシィ ツーリングワゴンにも搭載された。

3代目では「ポルシェデザイン」監修の「BLITZEN(ブリッツェン)」も登場。専用の赤いカラーが印象的な同モデルは、2002年登場の「BLITZEN2002model」からツーリングワゴンモデルもラインアップに加わった。

今やスバルの看板技術へと成長した「EyeSight(アイサイト)」だが、その前身である「ADA(アクティブ・ドライビング・アシスト)」が3代目ランカスターに初めて搭載された。

現在のアイサイトと同様、ルームミラー位置に設置された2台のCCDカメラは、前走車との車間距離や車線を認識。前走車に近づきすぎた時や車線を逸脱しそうになった時には警告音でドライバーに知らせるほか、クルーズコントロール時の車間距離制御を行うものだった。

また、合わせて車速やナビシステムの地図データ、VDCから得られる走行情報などからも状況を判断し、コーナーへの進入速度が速すぎる場合や濡れた路面など滑りやすい場合には音声で案内し、4速から3速へ自動シフトダウンする機能も備えていた。

第2世代のADAは、2001年5月に行われた3代目レガシィのマイナーチェンジと共に登場。搭載車は3リッター水平対向6気筒エンジンの「ランカスター6 ADA」に変更された。

従来の機能はそのままに、第2世代では各種情報から車両が障害物回避動作に入ると判断した場合、VDCの制御特性を安定性向上モードに変更する「VDCプレビュー制御」が採用された。またクルーズコントロール時の車間距離は3段階に、車間距離および車線逸脱の警報音量は2段階に変更可能となるなど、細かな改良が施されている。ただしこの第1世代と次の第2世代では、油圧ブレーキによる減速制御はまだ備えていない。

《レスポンス編集部》

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