EVレースのフォーミュラE、マレーシアでの第2戦を延期…ナジブ首相が要請

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フォーミュラEマシン、スパーク-ルノーSRT_01E
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2014年9月に開幕するFIA(国際自動車連盟)主催の電動フォーミュラカーレース、「フォーミュラ E」。同レースの第2戦、マレーシア・ラウンドが、延期されることになった。

フォーミュラ Eの正式名称は、FIAフォーミュラEチャンピオンシップ。全10戦が計画されており、世界の大都市中心部の公道上の特設コースで、レースを行う。開幕戦は中国の北京で、その後、プトラジャヤ(マレーシア)、香港、プンタ・デル・エステ(ウルグアイ)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、ロサンゼルス、マイアミ、モンテカルロ、ベルリン、ロンドンを転戦する。

7月30日、フォーミュラ Eは声明を発表。「マレーシア・プトラジャヤでの第2戦は、10月18日から11月22日に延期する」と発表している。

延期の理由は、マレーシアのナジブ・ラザク首相からの要請。ナジブ首相が10月18日のレース当日に出席できなくなったため、日程の変更をフォーミュラ Eに代診した。

フォーミュラEのCEO、Alejandro Agag氏は、「ナジブ首相はマレーシアでのフォーミュラE開催に向けて、重要な役割を果たしてきた。フォーミュラEは、首相からの日程変更の要請に応じることを決めた」とコメントしている。

《森脇稔》

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