富士重工の第1四半期決算…高橋専務「期初計画に若干ビハインド」

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富士重工業の高橋充取締役専務執行役員(右)
  • 富士重工業の高橋充取締役専務執行役員(右)

富士重工業(スバル)は7月31日、2015年3月期の第1四半期(4-6月)連結決算を発表した。国内販売の落ち込みはあったものの、営業利益は前年同期比13%増の787億円と、同期では最高になった。

連結売上台数は消費税増税などによる日本の減少を北米や中国でカバーし、1%増の19万4000台とほぼ横ばいとした。純利益は8%増の522億円で、これも同様に最高だった。

通期の業績予想は、営業利益で3400億円(前期比4%増)などとしている期初の数値を据え置いた。会見した高橋充取締役専務執行役員は「第1四半期は、期初の計画に対して若干ビハインドしている。第2四半期以降の着実な施策で収益に結びつけたい」と述べた。

《池原照雄》

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