米国の自動車大手、フォードモーターは7月25日、オーストラリアにおいて、『ファルコンXR8』を初公開した。
ファルコンは、フォードブランドのオーストラリアにおける伝統の大型セダン。初代は1960年に誕生。2008年に登場した現行モデルは、7世代目にあたる。4ドアセダンだけでなく、オーストラリアならではのピックアップトラック仕様も設定される。
今回、フォードモーターは、現行ファルコンに大幅改良を施した2014年モデルを発表。グリルやヘッドライトなどを変更して、新鮮さを醸し出す。リアは、トランクの形状やテールランプが新しい。前後ライトには、LEDを採用した。
2014年型ファルコンの高性能グレードが、「XR8」。V型8気筒ガソリンエンジンの存在を誇示するボンネットのパワードームをはじめ、通常モデルとは異なる迫力のデザインが追求される。
現時点では、V8エンジンのスペックなど、詳細は公表されていない。フォードモーターは「今秋の発売が近づいた頃、詳細を明らかにする」と説明している。