イタリアの二輪メーカー、ドゥカティは、WDW2014で『ハイパーモタードSP』のニューカラーをワールドプレミアした。
サーキット走行も視野に入れた、ハイパーモタードシリーズ最高峰のSPバージョンに、ドゥカティ・コルセをイメージした、レーシーなレッドとホワイトのツートーンカラーを纏い、より強いインパクトを与えている。
このニューカラーの発表は、スポーツバイクのサラブレッドである、トロイ・ベイリスとカルロス・チェカがプレゼンターを務めた。トロイ・ベイリスはドゥカティで3度のワールドチャンピオンを獲得、カルロス・チェカは2011年にはスーパーバイク世界選手権のチャンピオンを獲得している。
821cc水冷V型2気筒、最高出力110hpを発揮するエンジンを搭載した同モデルは、『1199パニガーレ』でも採用されている3つのライディング・モード切り替え機構と、8段階に任意調整可能な「ドゥカティ・トラクション・コントロール」を統合した「ドゥカティ・セーフティ・パック」を標準装備している。
また、SPの専用パーツとして、マルケジーニ製鍛造ホイール、カーボンファイバー製外装、ラジアルポンプ付き5段調整レバー、前後フルアジャスタブルサスペンションなどが装備されている。
なお、同モデルの日本導入時期、販売価格などは未定となっている。