欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンが2014年9月、フランスで開催されるパリモーターショー14でワールドプレミアする新型『パサート』。同車の欧州仕様には、「Rライン」が継続設定される。
Rラインは、フォルクスワーゲンの子会社のフォルクスワーゲンR社が、フォルクスワーゲンの市販車に特別なカスタマイズを実施するもの。最近のRラインは、内外装のドレスアップを主体にした仕様が中心となっており、日本でも『ティグアン』などに、Rラインが存在する。
そんなRラインの最新作が、新型パサートに設定される。新型パサートのRラインは、セダンとステーションワゴンの『パサート ヴァリアント』の2種類があり、欧州では独立したグレードとして用意。「コンフォートライン」と、最上級の「ハイライン」の間に位置するグレードになる。
外観は、エアインテークを大型化したフロントバンパー、格子状デザインのフロントグリルが識別点。グリルには、Rラインのエンブレムが添えられる。アルミホイールやエアロパーツも専用デザイン。
インテリアは、スポーツシートや、レザー製マルチファンクションステアリングホイールなど、Rライン流儀のモディファイが加えられる。