VW グループ世界販売、5.9%増の497万台…2014年上半期

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新型フォルクスワーゲン ゴルフ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは7月11日、6月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、85万9400台。前年同月比は3.9%増と、前年実績超えを保つ。

2014年上半期(1-6月)実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比17.5%増の181万台と好調。中国を含めたアジア太平洋地域では、15.8%増の200万台を販売する。

また北米は、前年同期比3%減の42万4900台と減少傾向。このうち米国は、5.3%減の28万8000台にとどまった。同社は北米向けの新型SUVの開発を進め、販売を巻き返す方針。

また欧州は、前年同期比6.9%増の199万台と、信用不安を脱して、回復基調に。このうち、西欧(ドイツを除く)は、8.3%増の105万台を売り上げた。地元のドイツも、5%増の61万3200台と好調。

フォルクスワーゲングループの2014年上半期世界新車販売は、前年同期比5.9%増の497万台。ブランド別では、フォルクスワーゲン乗用車部門が前年同期比3.8%増の307万台。アウディは11.4%増の86万9400台。シュコダは12.5%増の52万2500台。セアトは9.9%増の20万0200台を売り上げている。

《森脇稔》

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