6月19日に起きた脱線事故の影響で一部区間が不通となっていた小田急電鉄は、20日6時から全線で運転を再開した。
事故は19日18時09分に相模大野駅(神奈川県相模原市)構内で発生。入換中の回送電車が脱線し、小田急線は終電まで小田原線新百合ケ丘~相武台前間、江ノ島線相模大野~大和間が不通となった。当初は20日始発からの全線再開を目指すとしていたが、復旧作業のため、不通区間の運転再開がずれ込んだ。
20日は特急ロマンスカーが終日運休するほか、東京メトロ千代田線直通列車の運転も当面見合わせるという。6時30分の時点では、小田原線は準急と各駅停車のみ運転されており、準急電車は登戸~経堂間の各駅にも停車する。
今後もダイヤの乱れが予想されるため、他社線への振替輸送は引き続き実施している。