ダイハツ工業は6月19日、登場から12年目となる軽オープンカー『コペン』をフルモデルチェンジし発売した。新型は、新開発の骨格構造「D-Frame(Dフレーム)」を採用しフレームを高剛性化、さらに外板を樹脂を採用しデザインを自由に組み替えることができるのが特徴だ。低迷する国内スポーツカー市場にインパクトを与えるべく「変える」をコンセプトに、生産、営業から全てにおいてチャレンジしたという新型コペン。今回発売となったのはスタンダードモデルとなる「コペン ローブ」。ローブ(Robe)は、骨格に樹脂外板を服のようにまとうことから名付けられた。新型は外板をパーツととらえ、ボンネット、フロントバンパー、フロントフェンダー、トランクフード、フューエルリッド、リアバンパー、リアフェンダー、ロッカーなどを購入後でも変更できる。いずれヘッドライトなども追加予定だ。これを支えるのが新骨格構造。フロント、サイド、リア、フロアを切れ目無くつなぐ一体構造とすることでボディ上下曲げ剛性を3倍、ボディねじれ剛性を1.5倍と大幅に向上させた。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1280mm、ホイールベースは2230mm。軽規格のため全長、全幅、ホイールベースは旧型と同じだが、全高のみ35mmプラスとなっている。フロントサスペンションはマクファーソンストラット式、リアはトーションビーム式を採用、専用チューニングを施し、乗り心地とスポーティな走行を両立、「感動の操縦安定性」を実現したとしている。エンジンはDVVT付3気筒ターボで、低回転からのトルクフルな走り、スポーツカーならではのアクセルレスポンスの良さを求めた。トランスミッションは7速CVTと5速MTで、燃費はCVTが25.2km/リットル、MTが22.2km/リットルと低燃費を実現した。コペン ローブの価格は、CVTモデルが179万8200円、MTが181万9800円。東京モーターショーで公開されたコンセプトカー「KOPEN future included Xmz」のデザインを継承した「Xモデル」(仮称)も、2014年秋に登場予定だ。
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