【ダイハツ コペン 新型発売】藤下CE「紆余曲折の末の骨格+樹脂外板構造」

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  • ダイハツ工業製品企画部 藤下修 チーフエンジニア
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ダイハツ工業が6月19日に発売した新型『コペン』は、骨格だけで剛性を確保するとともに着せ替えできる内外装という独自の構造を採用している。

チーフエンジニアの藤下修氏は同日都内で開いた発表会で「単なるスポーツカーイメージだけで直球勝負していても若い世代のお客様のハートにはなかなか響くことはないと考え、訴求方法を変える必要があった」と強調。

その上で、「ライトウェイトスポーツとしての感動の走行性能に加えて、自分らしさを表現できるクルマの開発を目指し、4年半にもおよぶ紆余曲折の末、たどり着いた答えが、骨格+樹脂外板構造だった」と明かす。

「D-Frame」と名付けた新骨格構造は「骨格のみで高い剛性を確保するため、フロント、サイド、リア、フロアと骨格全体を切れ目なくつなぐ構造とした。これにより初代に比べて上下曲げ剛性で3倍、ねじり剛性を1.5倍とし、スポーツカーに求められるボディ剛性を実現した」という。

さらに「サスペンションやパワートレインの専用チューニング、新マフラーによるスポーツサウンドの実現、またダイハツ初採用の樹脂燃料タンクによる軽量化も行ってきた」としている。

一方、『DRESS-FORMAT』と名付けた着せ替えできる内外装については「例えば、スマートフォンのカバーのように新型コペンの外板を樹脂カバーケースととらえ、車は購入後のデザイン変更が難しいという固定概念を覆し、購入後でもお客様の志向に合わせた外観表現方法の変更を可能にした。お客様にはこのコペンを使って自分らしさを存分に表現して頂きたい」と話した。

《小松哲也》

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