ダイハツ工業が6月19日に発表した新型『コペン』。内外装の着脱が特徴の同車だが、今回発表された「コペンローブ」、「Xモデル」以外にも様々なパーツ、デザインを展開していくという。その中で、旧コペンファンにとって見逃せないのが「丸目」ヘッドライトを採用した第3のモデルだ。
新型コペンは、新開発の骨格構造「D-Frame(Dフレーム)」を採用することでフレームを高剛性化、外板を樹脂にし生産性を高めると同時にデザインの自由を実現したのが特徴。これを活用し「コペンローブ」、「Xモデル」をベースに、今後様々なパーツ、デザインを派生させていくという。
今後展開されるパーツには、バンパーやフェンダーなどの樹脂部品だけでなく、ヘッドライト等も含めた様々な外装品が登場する予定。
その一例が、同日、東京でおこなわれた発表イベントの中で「第3のデザイン」として画像のみが公開されたモデルだ。注目は、旧型コペンを彷彿とさせる丸目ヘッドライト。さらに画像を見る限り、ボンネット形状もフロントマスクに合わせ、クラシカルな丸みを帯びたものに変更となっており、ベース車である「コペンローブ」のスポーツカー然とした印象とは大きく異なっているのが確認できる。
新型コペンの外装変更は購入後も可能で、コペンローブを購入後に、この第3のモデルにデザイン変更することもできるという(Xモデルからの変更は不可)。
第3のモデルの発売は、2015年央予定、とのみ公表されている。