中国上海に本拠を置く新興自動車メーカー、QOROS(クオロス)オートモーティブ社は6月18日、コンセプトカーの『クオロス9』を発表した。
同社は、2007年に設立された新興自動車メーカー。2013年3月、ジュネーブモーターショー13で『クオロス3』を発表。2014年1月には、同車の量産第一号車を、顧客に納車している。
今回発表されたクオロス9は、クオロス社のインターン制度を利用して、同社のデザイン部門で働く29歳の韓国人学生が、手がけたコンセプトカー。クオロス社のデザイナーと協力しながら、5か月をかけて4.5分の1サイズのスケールモデルを完成させた。
開発のテーマは、クオロス社の2020年のフラッグシップセダン。大都市に住む40-50歳代の顧客をターゲットに想定する。
そのフォルムは、クオロスの最初の市販車、クオロス3のデザインモチーフを生かしながら、将来に向けて、いくつかの新しいデザインの方向性を示したもの。特徴的なフロントマスクに、個性が表現されている。