ルマン24時間耐久レース 2014、三つ巴の激戦を制したのはアウディの『R18 e-tronクワトロ』2号車(トレルイエ)。2010年以来、5年連続の勝利で王者の威厳を見せつけた。
続く2位は『R18 e-tronクワトロ』1号車(クリステンセン)で、アウディが1-2トップを飾っている。
3位はトヨタの『TS040ハイブリッド』8号車(デイビッドソン)。レース序盤の豪雨でクラッシュを喫するも何とか復活を遂げ、表彰台に食い込んだ。
予選から好調だったトヨタ7号車は14時間トップを走り続けたものの、電気系統のトラブルで無念のリタイア。これまで4度も2位の辛酸をなめてきただけに、初優勝への期待は高かったがそれも叶わなかった。
ポルシェは『919ハイブリッド』20号車が一時トップに立つも、エンジントラブルでリタイア。14号車もクラス5位でレースを終え、勝利の復活戦とはならなかった。
クラス別のトップは、LMP2がJOTAスポーツのザイテックZ11SN・ニッサン38号車。GTE ProクラスはAFコルセ・フェラーリ458 イタリア51号車、GTE Amクラスはアストンマーチン・レーシング・アストンマーチン・バンテージV8 95号車となった。