スタートから30分。1コーナーでは特に接触などの混乱なくポールポジションの7号車トヨタを先頭に通過。スタートドライバーを任されたアレックス・ブルツが快調に後続との差を広げている。また3番手スタートの8号車トヨタをドライブするニコラス・ラピエールも、2周目に14号車ポルシェをパスし2位に浮上。週末を通して絶好調のトヨタ勢が早くも1、2位を独占。さらにライバルより1周あたり1.5秒早いペースで周回を重ね、3位以下に対し早くも8秒のリードを築いている。予選ではライバルに先行されたアウディ勢だが、6番手からスタートした2号車のアンドレ・ロッテラーが序盤から果敢に攻め、5周目の1コーナーで3位に浮上。すぐにトヨタ勢と同じ3分23秒台までペースを上げて追い上げをみせている。トヨタ勢が圧倒的に有利な展開で進むかと思われたが、開始から30分が経とうというところで2位の8号車トヨタ(ラピエール)がコースアウト。幸いダメージはなくすぐに復帰したが、2号車アウディの先行を許した。また“ガレージ56”枠で参戦していた日産『ZEOD RC』だが、早くもトラブルでスローダウン状態となり、後半のポルシェカーブ手前でストップしてしまった。逃げるトヨタに追うアウディと、昨年とは異なる序盤戦となったルマン24時間レース。この後、各陣営がどのようにレースを進めていくのか、注目が集まる。<スタート30分終了時点の順位>1位7号車トヨタ2位2号車アウディ3位8号車トヨタ4位14号車ポルシェ5位3号車アウディ
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