「『GLA』クラスのインテリアデザインは『Aクラス』、『Bクラス』、『CLAクラス』の良い部分を踏襲しながら、さらに改良している」と話すのは、同社企画・マーケティング部商品企画3課の中山怜さん。
具体的には、「非常に評価が高かったのが高級感だ。赤いステッチを入れるなどで、スポーティなコックピットに仕上げながらも、この上質なインテリアは、競合と比較をしても圧倒的に質感は高い」と自信を見せる。
GLAクラスのインテリアで、独自のものは、オフロードスクリーンが特徴的だと中山さん。センターコンソールに配置されたディスプレイで、「メルセデスのSUVのなかでもGLAクラスだけに装備される」という。DSR(ダウンヒルスピードレギュレーション)をオンにすると、画面に表示されるほか、ステアリング舵角、登坂角、車両傾斜角、方角が示され、現在の車両状態が一目でわかるようになっている。
中山さんは、「ステアリング舵角は、きちんと画面上でもタイヤと連動して動くし、オンロードとオフロードでの背景が変わるなど、遊び心溢れた演出もあるので、幅広い方に受け入れられるだろう」とその特徴を語った。