日本導入がアナウンスされた、メルセデスベンツの新型SUV『GLA』。今回の登場により、ベンツのSUVは5台体制となり、プレミアムブランドとしては最多のSUVラインアップとなった。
発表会の冒頭で、メルセデスベンツ日本の上野金太郎社長は、「売り上げにおいて、4月の増税の影響は想定よりも低く、販売店も多くの新規のお客様でにぎわっている。下半期に向け、さらに勢いを加速させるために今回の発表を決定した」と導入の経緯を説明。
そして、「日本では、ベンツはセダンやクーペなど、スポーティなブランドイメージを持っている方が多いが、弊社のSUVは35年の歴史があり、得意分野のひとつ」と同社SUVの自信を伝え、「GLAの日本導入により、プレミアムブランドとしては最も豊富なSUVラインアップを実現した。今回を機により多くの人に、ベンツの違った側面に触れていただきたい」とコメントした。
日本のベンツの購入客層は年齢層が高く、そしてどこか”お固い”イメージもつきまとう現実があるが、上野社長は「AクラスやCクラスの導入により、そのイメージは払拭されてきている。今回の導入でより幅広い年齢層にアピールしていきたい」と意気込みを語った。