クラリオンは、業務車両向けAndroid車載端末を、5月28日から30日まで東京ビッグサイトで開催される「運輸システムEXPO 2014」に参考展示する。
クラリオンは、業務用カーナビゲーションのノウハウを活かし、安全経済運転支援や業務効率化を支援する業務用車載端末の開発に取り組んでおり、今回、初めてAndroid車載端末を開発した。
参考展示する車載端末は、多彩なナビゲーションのAPI装備が可能で、ナビゲーションと連携した安全運転支援アプリケーションの開発、ユーザー個別のアプリケーション追加などで業務の効率化を想定している。
また、既存業務用モデルに搭載する「業務アプリケーション」の走行ログ取得機能(位置情報、時間、車輌データ等)によりデータ通信やUSB及びSDカードメモリー等に蓄積でき、運行解析ソフト(別売)での業務管理支援に活用できる。
同社では、サーバーとの通信機能によるソリューションにも対応できるようIP無線通信やWi-Fi等、多彩な外部インターフェースへの対応を図ることで、今後の海外展開含め、様々な市場ニーズに対応できるプラットフォームとして、業務車両向け車載端末としての製品化をめざす。