ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツが5月21日、欧州で発表した新型メルセデスベンツ『Cクラス ステーションワゴン』。同車には遅れて、ハイブリッドが追加される。
歴代『Cクラス』で初となるハイブリッドは、「C300ブルーテックハイブリッド」グレード。このグレードは、ディーゼルエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する。
ハイブリッドパワートレインは、すでに欧州仕様の『Sクラス』や『Eクラス』に用意されているものと共通。C300ブルーテックハイブリッドのエンジンは、排気量2143ccの直列4気筒ターボディーゼル。最大出力204ps/4200rpm、最大トルク51kgm/1600-1800rpmを引き出す。
組み合わせるモーターは、最大出力27ps、最大トルク25.5kgm。モーターは加速時にはエンジンのパワーをアシスト。減速時には、ブレーキエネルギーを回生する。
C300ブルーテックハイブリッドの特徴が、優れた環境性能。メルセデスベンツによると、欧州複合モード燃費は、26.3km/リットル、CO2排出量は100g/kmを切る99g/kmを実現しているという。