ボーイングは、単通路の効率的な航空機である737MAXの累計受注が2000機を突破したと発表した。
今週、非公表の顧客から737MAXを30機発注したことから、累計受注は世界39の顧客から2010機、受注総額は2090億ドルとなった。
737MAXは、ボーイングの民間航空機の中で、累計受注2000機が過去最速ペースとなっている。効率性の高さなどが評価されている。
737MAXは次世代737で現在、最も燃費効率の高い機体と比べて14%低燃費化している。航空会社は737MAXを使用することで、ライバルであるエアバスA320neoと比べて運営コストを8%以上削減できるとしている。
737MAXは2015年央に最終組み立てを行い、2016年に初飛行を行った後、ローンチ・カスタマーであるサウス・ウエスト航空に2017年第3四半期に納入する予定。