トヨタ自動車は、『ヴィッツ』をマイナーチェンジし、内外装のデザイン、エンジンやシャーシをアップデートした。発売は4月21日より開始している。
エンジンは、新開発の1.3リットルのユニットを搭載し、ハイブリッド車に採用しているアトキンソンサイクルやクールドEGRやVVT-iEなどを用いた。それにより燃費はJC08モードで25.0km/リットルを実現、従来型より3.2km/リットル向上した。
エクステリアでは、フロントをよりシャープなデザインに一新。上半部分は、エンブレム周りからV字ラインが引き上がり、その下に八の字型に張り出したバンパー造形になった。インテリアもインパネ周りを始め、質の向上を計っている。さらに、スポット溶接の増し打ちや、床下の補強材の大型化のによりボディ剛性を高めた。ショックアブゾーバーの改良により、乗り心地も向上している。