米国の自動車大手、クライスラーグループのジープブランド。同ブランドの『ラングラー』と『グランドチェロキー』に関して、次期型の発売時期が判明した。
これは5月6日、クライスラーグループとフィアットの統合で生まれた新会社、FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)が発表した中期経営計画、「2014‐2018ビジネスプラン」で明らかにされたもの。
この2014‐2018ビジネスプランは、2014年1月に両社の統合で生まれたFCAが、今後5年間の成長計画を提示したもの。この計画の中で、ジープブランドは「2017年、ラングラーとグランドチェロキーをモデルチェンジする」と公表している。
ラングラーは、ジープブランド伝統の悪路走破性を徹底追求したスパルタンモデル。一方、グランドチェロキーは、『チェロキー』の兄貴分として、高級SUV市場の開拓に貢献してきた。
現時点では、両車の次期型の詳細は、ジープブランドから語られていない。ただし、ジープブランドは2018年までに、世界新車販売台数を2013年実績の70万台から190万台へ、2.7倍に引き上げる計画。次期ラングラーとグランドチェロキーが、目標達成に向けた重要モデルになる。