新型ジープ チェロキー、5月17日より国内販売開始…9速AT採用など

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フィアット クライスラー ジャパンは、『ジープ チェロキー』の新型モデルを、5月17日より、販売開始する。

ジープ チェロキーは1985年に国内発投入。2002年の2世代目、2008年の3世代目を経て、4世代目にあたる今回の新型ジープ チェロキーは、6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

新型チェロキーは、最高出力177psの直列4気筒2.4リットルエンジンを採用するFFモデル「ロンジチュード」、272psを発揮する3.2リットルV型6気筒エンジン搭載の4×4モデル「トレイルホーク」「リミテッド」の3グレードを設定。クライスラーグループ初となる9速ATとの組み合わせにより、より強力な発進加速と高速走行時の滑らかなパワー伝達を実現する。

「リミテッド」には、新開発のジープ アクティブドライブ IIを標準設定。2速PTU(動力伝達装置)により、トルクマネジメントと4Lowモード(副変速機)を実現。4Lowモードでは、前後のプロペラシャフトをロックすることで、低速走行時のパワーや牽引能力を増強する。

「トレイルホーク」には、ジープ アクティブドライブロックを標準設定。強大な低速パワーを実現する「ロッキングリアディファレンシャル」(差動固定装置)を装備するほか、低速用のオフロード・クルーズコントロール・システムも搭載し、高いパフォーマンスを発揮する。

エクステリアは、グリルとフードを一体化することで、滑らかな仕上がりとした。また、フロントに3つのライティングを採用。最上部にLEDクリアランスランプを配置し、スリムな印象を際立たせている。

インテリアは、「アイスランド」「モロッコ・マラケシュ」「イタリア・ヴェスヴィオ山」など、世界中の美しい景観からインスピレーション得たカラーを用意。ジープ伝統のクラフトマンシップを尊重した上で、新たな世界観を演出している。

そのほか安全面では、従来のアダプティブクルーズコントロールに衝突を未然に防ぐSTOP&GO機能を追加したほか、車線逸脱を回避する「LaneSense車線逸脱警報プラス」、「ParkSense縦列/並列パークアシスト」など、各種機能を装備する。

車両サイズは全長4630mm×全幅1860mm(トレイルホークは1905mm)×全高1700mm(同1740mm)。価格はロンジチュードが379万0800円、トレイルホークが429万8400円、リミテッドが461万1600円。

《纐纈敏也@DAYS》

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