米国の自動車最大手、GMは4月17日、2014年第1四半期(1-3月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は241万6028台。前年同期比は2%増だった。
国別の実績では、中国が新記録となる91万9114台を販売し、GMの最量販市場に君臨。前年同期比は13%増と、2桁の伸び率を達成する。
これに続いたのは、地元の米国。第1四半期は、64万9637台を売り上げたものの、前年同期比は2.3%減と後退した。
3位はブラジルで、13万6912台。以下、英国が8万5361台、ドイツが5万6618台で続く。また欧州全体では、33万7545台を販売。前年同期比は0.1%増と、わずかに増加した。
GMの2013年の世界新車販売台数は前年比4%増の971万4652台。GMのダン・アンマン社長は、「中国の結果には、とても満足できる。欧州では、経済とオペルの販売が、同時に回復してきた。新型車を投入する米国については、引き続き楽観視できる」と述べている。