欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは4月19日、4月20日に開幕する北京モーターショー14に先駆けて、中国で『ゴルフR 400』をワールドプレミアした。新型『ゴルフ』の高性能グレードが、『ゴルフR』。ゴルフR 400は、この新型ゴルフRをベースに、究極のパフォーマンスを追求したコンセプトカー。コンセプトカーで生産計画はないものの、新型ゴルフの潜在能力をアピールする1台となる。ベース車両の新型ゴルフRは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」を搭載。欧州仕様の場合、最大出力は300psを引き出す。ゴルフR 400では、WRC(世界ラリー選手権)参戦で得られたノウハウを注入。各部のチューニングにより、最大出力はプラス100psの400ps/7200rpmを獲得する。最大トルクは7.1kgm引き上げられ、45.9kgm/2400-6000rpmとした。トランスミッションは6速デュアルクラッチの「DSG」。駆動方式は4WDの「4モーション」。車両重量は1420kgで、パワーウェイトレシオは、3.55kg/ps。この結果、ゴルフR 400は0-100km/h加速3.9秒と、ゴルフRに対して1秒短縮。最高速は280km/hでリミッターが作動する。内外装も特別仕立て。ボディはワイドフェンダーが特徴。このワイドフェンダーは、1988年の『ラリー・ゴルフG60』をモチーフとした。バンパーも専用デザイン。室内には、レース用のバケットシートなどが奢られる。足回りは、スポーツサスペンションや強化ブレーキを装備。車高は20mm低められた。タイヤサイズは235/35R19。19インチの専用アルミホイールを組み合わせている。
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