欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは4月11日、2014年第1四半期(1-3月)の中国新車販売の結果を公表した。傘下のアウディやシュコダなどを含めた総販売台数は、88万0700台以上。前年同期比は14.5%増と、2桁の伸びを示した。
フォルクスワーゲングループの中国合弁には、上海汽車(SAIC)との間の上海フォルクスワーゲン(上海大衆)と、第一汽車(FAW)との間の一汽フォルクスワーゲン(一汽大衆)の2社がある。
2014年第1四半期の88万0700台のうち、フォルクスワーゲンブランドは、68万2700台。前年同期比は14.1%増と伸びた。中国専用車の『ラビダ』をはじめ、『サンタナ』、新型『ジェッタ』、『サジター』の販売が好調。
また、グループ全体の3月単月実績は、31万6900台。前年同月比は20.7%増だった。
フォルクスワーゲングループの2013年の中国販売実績は、初の300万台超えとなる327万台。前年比は16.2%増と、2桁の伸びを記録した。GMの316万台に11万台の差をつけ、9年ぶりの首位に立っている。