3月のスズキ中国新車販売、10.7%増… SX4 Sクロス 効果で3か月ぶりに増加

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スズキ・SX4 Sクロス
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スズキの中国法人は4月8日、中国における3月の新車販売の結果を明らかにした。同社の発表によると、3月実績は2万5137台。前年同月比は10.7%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。

スズキは1993年、中国長安汽車との合弁会社、長安鈴木汽車を設立。現在、『SX4』や『スイフト』などを現地生産し、販売している。

3月の中国販売が、3か月ぶりに回復したのは、2013年12月に発売した新型車、『SX4 Sクロス』の人気による部分が大きい。同車が、『アルト』などのコンパクトカーの落ち込みを、補った形。

SX4 Sクロスは2013年3月、ジュネーブモーターショー13において、『SX4』の後継車として発表。外観は、クロスオーバー車と一目でわかる堂々としたデザイン。ボディサイズは全長4300×全幅1765×全高1575mm、ホイールベース2600mm。SX4と比較すると、165mm長く、10mmワイド、10mm背が高い。ホイールベースは100mm伸びた。

居住性を重視したパッケージングと、クラス最大級の荷室容量による高い実用性を追求。とくに荷室容量は430リットル(VDA計測法)で、現行の270リットルから大幅に増加。搭載エンジンは、排気量1.6リットルのガソリンとディーゼル。とくにディーゼルは、CO2排出量110g/kmという優れた環境性能を備えている。

《森脇稔》

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