東海道本線袋井~磐田間に新駅設置へ

鉄道 行政
東海道本線袋井~磐田間に設置される新駅のイメージ。2面2線のホームと橋上駅舎、自由通路を整備する。
  • 東海道本線袋井~磐田間に設置される新駅のイメージ。2面2線のホームと橋上駅舎、自由通路を整備する。
  • 新駅の予定地。近くにはNTNやヤマハ発動機の工場、ヤマハスタジアムがある。開業は2019年度末の予定。

JR東海と静岡県磐田市、磐田市新貝土地区画整理組合、磐田市鎌田第一土地区画整理組合の4者はこのほど、東海道本線袋井~磐田間の新駅設置着手に関する基本協定を締結した。JR東海が4月9日、発表した。

発表によると、新駅は東京起点242.7km付近の磐田市鎌田地内に設けられる。隣接駅からの距離は袋井駅から4.6km、磐田駅から3.2km。近隣にはNTNやヤマハ発動機の工場、Jリーグ・ジュビロ磐田のホームスタジアム「ヤマハスタジアム」がある。駅構内の配線は2面2線とし、橋上駅舎と自由通路を設ける。

開業は2019年度末の予定。今年中に工事協定を締結して来年度には工事に着手し、アクセス道路や交通広場、駐輪場も新駅開業までに整備する。駐車場は新駅開業後、残工事終了後に整備する。

新駅の構想は1990年代初頭に持ち上がり、1994年には関係者が基本方針を締結して協議を進めていた。

《草町義和》

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