世界経済フォーラム(WEF)は1日、「グローバル・イネーブリング・レポート2014」を発表。マレーシアの貿易円滑化指数が138カ国中25位となったことがわかった。
貿易円滑化指数は、商品が国境を越えて目的地に到達するまでの流れを促進するために行われている制度、政策、インフラ及びサービスの程度を測定したもの。
1位がシンガポール、2位が香港、3位がオランダ、4位がニュージーランド、5位が英国となった。日本は13位で、韓国が30位、中国が54位となった。最下位は、チャド共和国だった。
東南アジアからは、タイが57位、インドネシアが58位、フィリピンが64位、ベトナムが72位、カンボジアが93位、となった。
レポートの中でWEFは、マレーシアはターゲットを定めた改革と投資によって順位を大きく上げたと指摘した。