相模鉄道(相鉄)と相鉄バスの労働組合・相模鉄道労働組合(相鉄労組)は3月20日の初発からストライキに突入したが、7時頃から順次運行を開始している。
相鉄労組は賃金や手当の増額を求め、3月20日の24時間ストを計画。3者の交渉は難航し、同日初発からストに突入した。当初は相鉄全線が終日運休し、相鉄バスも旭営業所の路線が終日運休する計画だったが、6時30分頃に解除。朝のラッシュが本格化する7時頃から運行を開始した。
相鉄線はここ10年で、列車の運休を伴うストが2004年3月28日と2009年6月26日の2回、発生している。前回の2009年は分社化に伴う社員の転籍をめぐって労使が対立。6月26日の初発からストに突入したが6時20分頃に解除され、7時頃から全線の運行を開始した。相鉄を除く大手私鉄では1992年3月27日以降、列車の運休を伴うストは発生していない。