北陸新幹線E7系、「あさま」で先行デビュー…グランクラスも連結

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長野駅でE2系(左)と並んだE7系
  • 長野駅でE2系(左)と並んだE7系
  • E7系の長野寄り先頭車、12号車の側面に描かれたシンボルマーク。車体肩と窓下に入った銅色が輝く
  • E7系の長野寄り先頭車に設けられた「グランクラス」のシート
  • E7系の長野寄り先頭車に設けられた「グランクラス」のシート。テーブルは斜めにせり出してくる方式
  • E7系の長野寄り先頭車に設けられた「グランクラス」の車内
  • 長野駅の発車案内表示板。「12両編成」の表示でE7系使用列車とわかる

来春の北陸新幹線金沢開業に向けて登場したJR東日本の新型新幹線「E7系」が、3月15日のダイヤ改正から長野新幹線『あさま』として営業運転を開始した。3編成が投入され、4月18日までは1日7往復、4月19日からは1編成増えて11往復の運行となる予定。

E7系はJR東日本と西日本が共同開発した車両で、従来の長野新幹線E2系より4両増えた12両編成。普通車・グリーン車に加え、長野寄り先頭車には「グランクラス」18席が設けられている。「グランクラス」は現在のところ、アテンダントによるサービスのないシートのみの営業。今後は月1編成のペースで増備され、順次E2系を置き換える予定となっている。

一番列車となったのは長野6時42分発の『あさま504号』、下りの一番列車となったのは東京7時24分発の『あさま505号』で、両駅では出発式が開催された。他のE7系使用列車も鉄道ファンや乗客の注目を集め、先頭車周辺などは写真撮影をする人の姿が絶えなかった。

長野11時15分発の『あさま522号』グランクラスで東京へ来た長野市の男性は「座席が素晴らしい。早くフルサービスを期待したい。12両編成になり、普通車も自由席が増えて便利になる」と話していた。

■E7系を使用する『あさま』(4月18日まで)
【下り】
あさま505・509・521・525・533・539・549号
【上り】
あさま504・518・522・530・536・546・550号

《レスポンス編集部》

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