トヨタ自動車が3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14でワールドプレミアした新型『アイゴ』。同車の公式映像が、ネット上で公開された。
アイゴは欧州Aセグメントに属し、トヨタの欧州における入門モデルの役割を担うコンパクトカー。2005年、トヨタとPSAプジョーシトロエンの合弁会社が、共同開発した。生産はチェコの工場が担当。
トヨタはアイゴ、プジョー版は『107』、シトロエンは『C1』を名乗る。3車は基本メカニズムを共用する兄弟車で、各ブランドが独自にデザインした専用ボディをまとう。同じくジュネーブモーターショー14では、プジョーが107後継車の『108』、シトロエンが新型C1をワールドプレミア。新型トヨタアイゴを加えて、3兄弟が同時モデルチェンジを果たした。
新型アイゴの開発コンセプトは、「J-PLAYFUL DESIGN」。日本の現代の若者文化を、積極的に取り入れた。大胆にも「X」字を刻んだフロントマスクは、直感的に若者の心を引きつける狙いがある。
欧州トヨタは、新型アイゴの公式映像を配信。開発コンセプトに沿う形で、日本のアニメ文化なども紹介されている。