ランボルギーニ ウラカン、デザインモチーフとなった日本の伝統芸とは?

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フィリッポ・ペリーニ氏
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  • ルーフに流れる4本のラインは、日本の「折り紙」にヒントを得たという。
  • ルーフに流れる4本のラインは、日本の「折り紙」にヒントを得たという。
  • ルーフに流れる4本のラインは、日本の「折り紙」にヒントを得たという。
  • ランボルギーニ・ウラカン LP610-4(ジュネーブモーターショー14)
  • ランボルギーニ・ウラカン LP610-4(ジュネーブモーターショー14)

ランボルギーニのデザインディレクターであるフィリッポ・ペリーニ氏は3月10日、『ウラカン』のデザインについて、初めて公に語った。ウラカンは、『ガヤルド』の後継としてジュネーブモーターショー14で正式発表された。

ペリーニ氏はランボルギーニのデザイン部門、ランボルギーニ・チェントロ・スティーレのヘッドを務めるイタリア人デザイナー。1993年にアルファロメオでキャリアをスタートさせ、2004年よりランボルギーニに加入。ウラカンの他に、『アヴェンタドール』などのデザインも手がけている。

ウラカンにおいてペリーニ氏が最も重視した点が「シングルライン」だ。これは、フロントトップからリアエンドまでを1本の線でつなぐことで、サイドビューからのシルエットを滑らかに見せることを指している。ペリーニ氏はこのシングルラインについて「非常に勇気のいるデザイン。このラインを持てるのは世界で唯一ウラカンだけだ」と胸を張る。

また、ルーフを縦に走る4本のラインは、日本の「折り紙」にインスピレーションを受けたと語る。元々、折り紙の山折り・谷折りが織り成すラインに強い関心を抱いていたペリーニ氏は、ウラカンの各所に「オリガミライン」を配しているという。なかでも、最も象徴的なのがルーフのラインなのである。

ペリーニ氏がアヴェンタドールを手がけた際には、カメムシからエンジンフードデザインの着想を得たという。ランボルギーニが誇る特徴的なデザインのモチーフには、一見想像もつかないようなものがルーツとなっていることが少なくない。

また同日、アウトモビリ・ランボルギーニCEOステファン・ヴィンケルマンより、ウラカンの受注台数が1000台を突破したことが明かされた。

《瓜生洋明》

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