2月のトヨタ米国販売、4.3%減…SUV系は好調

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は3月3日、2月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は15万9284台。前年同月比は4.3%減と、3か月連続で前年実績を割り込んだ。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、2万8998台。前年同月比は7.3%減と、3か月連続のマイナス。2013年に新型を投入した『カローラ』は、1.2%増の2万5299台と回復した。『プリウス』は、27.8%減の1万2861台と大きく減少。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が前年同月比23.4%増の1万6451台と、2月の新記録。中型SUVの『ハイランダー』も、新型投入により29.5%増の1万2052台と、2月の記録を更新した。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も、8.4%増の7923台と引き続き好調。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比18.1%減の5682台と後退。『IS』は、129.9%増の3517台と、大幅増を維持する。『GS』は1574台を売り上げ、前年同月比は42.1%増。『CT』は、4.1%増の1230台を売り上げる。

「2月の新車販売は後半から、寒波の影響を抜け出した。3月に向けて力強い傾向だ」と述べるのは、米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長。「顧客の関心増やトラックの販売の好調により、2月もトヨタが個人向け販売をリードした」とコメントしている。

《森脇稔》

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