ホンダが3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14において、ワールドプレミアした『シビック タイプR コンセプト』。同車の公式映像が、ネット上で公開された。
同車は、2015年に欧州で発売予定の次期『シビック タイプR』を示唆したコンセプトカー。ホンダは「歴代最高のシビック タイプR」をコンセプトに掲げ、レーシングカーのような高い走行性能を発揮するための機能を、外観デザインの各所に表現。
具体的には、ダウンフォースを高めて空気抵抗を減らすフロントバンパーをはじめ、LEDコンビネーションランプ内蔵のリアスポイラーなどを装備。これらのデザインには、ドイツ・ニュルブルクリンクでの開発テストの結果を反映させた。
また、赤い縁取りが施された20インチホイールやフロントスポイラー、赤く塗られた大径ブレーキキャリパーなどを採用。ホンダによると、操る喜びを強く想起させるようなデザインを随所に施したという。
ホンダの英国公式サイトでは、シビック タイプR コンセプトの映像を配信。担当デザイナーが、シビック タイプR コンセプトのデザインに込めた思いを語っている。