郵船ロジスティクス、カンボジアの通関ライセンスを取得…日系物流企業で2社目

郵船ロジスティクスは、カンボジア子会社のユウセン・ロジスティクス(カンボジア)がカンボジア財政経済省から通関ライセンスを取得したと発表した。

エマージング・マーケット 東南アジア

郵船ロジスティクスは、カンボジア子会社のユウセン・ロジスティクス(カンボジア)がカンボジア財政経済省から通関ライセンスを取得したと発表した。

カンボジア輸出入における自社通関業務を、プノンペン本社、プノンペン空港事務所、シアヌークビル事務所の全拠点から行えるようになる。顧客により利便性の高い通関サービスを提供する。自営通関業に認定されたのは日系物流企業として2社目。

これまで同社の通関業務は、ライセンスを保有する協力会社により手配されていたが、今回、通関業務を自営化したことで自社コントロールが可能になり、スピーディーで透明性の高い通関を実現できるとしている。

また、通関ライセンス保有者のみに認められるASYCUDA(電子税関システム)とDTI(直接税関システム)への登録も完了しており、ハード面でも体制を構築した。

今後、自営通関業務を活かし、強みとするリテール関連だけでなく、カンボジアへの投資案件やODA関連など、同国の通関を検討している顧客へサービスを提供する。

《レスポンス編集部》

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