神戸製鋼、パッケージ型水素ステーションユニットを発売…従来比2割のコストダウン

自動車 ビジネス 企業動向
パッケージ型水素ステーションユニット HyAC mini(イメージ図)
  • パッケージ型水素ステーションユニット HyAC mini(イメージ図)

神戸製鋼所は2月24日、大幅なコストダウンとコンパクト化を可能にした「パッケージ型水素ステーションユニット(HyAC mini)」を開発したと発表した。

新製品は、高圧水素圧縮機や冷却設備といった主要機器の一部を集約し、3.2(W)×4.0(L)×4.7m(H)のコンパクトサイズを実現。各機器を個別に設置した場合と比べ設置スペースを50%削減(同社比)したほか、蓄圧器が追加できるなど拡張性も確保している。

FCV(燃料電池車)への水素充填は1時間あたり6台可能。販売価格は2.5億円以下を想定しており、同製品を採用することで水素ステーションの建設費用を従来比、約2割コストダウンすることができるという。受注開始は2014年4月の予定。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集