釜石線「SL銀河」、4月12日から運転開始

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釜石線のSL列車『SL銀河』のポスター。4月12日からの運転開始が決まった。
  • 釜石線のSL列車『SL銀河』のポスター。4月12日からの運転開始が決まった。
  • 岩手県営運動公園で保存されていた頃のC58 239。4月12日から『SL銀河』のけん引機として営業運行を開始する。

JR東日本盛岡支社は2月21日、岩手県の釜石線花巻~釜石間90.2kmで運行する予定のSL列車『SL銀河』について、運行開始日を4月12日に決めたと発表した。

『SL銀河』は、岩手県営運動公園内の交通公園で展示されていたC58形蒸気機関車の239号機(1972年廃車)を動態復元して運行するもの。同機がけん引する旅客車はJR北海道から購入したキハ141系気動車を改造して使用する。

運行区間と主な駅の発着時刻は、釜石行きが花巻10時37分発~遠野12時13分着・13時30分発~釜石15時04分着、花巻行きが釜石10時55分発~遠野12時41分着・13時54分発~花巻15時20分着。運転日は4月12日から9月28日までの土曜・休日を中心とした計60日間を予定しているが、原則的には土曜日に釜石行きのみ、日曜日に花巻行きのみ運転し、2日かけて1往復する形となる。

乗車に際しては乗車券のほか指定席券を購入する必要がある。指定席券の発売額は、3月31日購入分までが大人800円・子供400円で、消費税率が引き上げられる4月1日以降購入分は大人820円・子供410円になる予定だ。

《草町義和》

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