スバル(富士重工)が1月、デトロイトモーターショー14でワールドプレミアした新型『WRX STI』。同車の試乗テスト映像が、ネット上で公開されている。
この映像は2月20日、オーストラリアの自動車メディア、『Car Advice』が公式サイトを通じて配信したもの。米国のラグナセカ・サーキットで開催された新型WRX STIの試乗会において、収録された映像だ。
新型WRX STIの米国仕様は、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は305ps/6000rpm、最大トルクは40.1kgm/4000rpmを引き出す。
新型では、ボディとシンメトリカルAWDを基本としたシャシー性能を、ドイツ・ニュルブルクリンクなどでの走り込みを通じて、徹底強化。ボディとサスペンション各部の剛性を高め、サスペンションジオメトリーを最適化。ドライバーのステアリング操作への車両の反応を素早くし、コーナリングの限界性能を高めている。
また、「マルチモードDCCD」を継続採用。路面の状況やドライバーの好みにより、センターデフの制御特性を変えられるようにした。さらに、マルチモードVDCとアクティブトルクベクタリングも採用。スバルによると、意のままに操る楽しさを向上させているという。
同メディアの試乗レポートは、サーキット、公道の両方が舞台。オフロードでのパフォーマンスも披露。新型ベースのレーシングカーの走行シーンも、紹介されている。